
あなたは変わりたいと思って
何か始めたことはありますか?
臆病な自分を変えたい
弱気な自分を変えたい
自信がない自分を変えたい
人それぞれ何かを変えたいと思い
始めたものがあるかと思います
僕は弱い自分を変えたくて
筋トレを始めました
初めてみてわかる楽しさ、大変さを
体験し壁にぶつかりながらも
10年近く継続しています
今日はそんな僕が筋トレを始めた時に
ぶつかった壁、またどう乗り越えたのか
についてお話しします
筋トレを始めたての人
始めようとしている人の背中を後押し
できると幸いです
前回の記事はこちら
※“未来が怖くて動けなかった”臆病な自分が変われた理由
「筋トレで変わりたい人へ|最初にぶつかった壁と僕の乗り越え方」
初めての筋トレ体験

僕が初めて筋トレを始めてのは中学生の頃
自信がなく、上級生から嫌がらせを受ける
日々を過ごし
「強くなりたい」
その一心で始めたのがきっかけです
ただ何を始めれば
いいのかわからない
なぜなら筋トレの知識も器具も
ほとんどなかったから
ただ
筋トレ=腕立て伏せ
というイメージだけなぜかあり
とりあえずやってみる事に
場所は家族が寛ぐ
リビングの空いたスペース
家族がテレビを見て
ゆっくりしている中
部屋の隅で腕立てを黙々とする
地味な日々が始まりました
腕立て伏せからのスタート
僕の体力は同い年中でも
それなりにある方で
少しだけ自信がありました
そのせいか

「腕立てなら50回くらいはできるでしょ」
なんて思いながら1回、2回…
とやっていく自分
……
しかししばらくすると
身体に違和感が
10回を超えたあたりで
急激に体が重くなり
震える腕
まるで背中に重りを
乗せられたような感覚だった
(え…まだ10回だけど…自分こんなにできないの?)
半信半疑のまま、諦めずにやろうと
するも上がらない身体
結果できたのは
たった12回
小さい頃からスポーツを
していたのにたった12回??
認めたくない現実だった
しかしそんな思いとは裏腹に
腕はパンパンに張り
力が入らない体
自分の非力さを痛感した
日になった初日
正直その日はだいぶ
気分が落ち込みました
しかし後日起こる”身体の変化”を
この時はまだ知る由も
なかったのです
初めての筋肉痛と挫折
結局できない事に納得できず
3セットくらいやりました
その日は疲労からか布団に入るなり
いつの間にか眠りについていました
〜〜次の日〜〜
僕は布団から出ようと
身体を起こそうとし
反射的に声が漏れた
それは腕にこれまで
経験した事がない痛みが走ったから
あまりの痛さになぜか
笑うしかなかった笑
スポーツをしていたので
筋肉痛はこれまで何度も
経験してきた
痛くてもある程度は
動けるものだったが
その時感じた痛みは別物でした
体全体が筋肉痛というより
局所的に残る筋肉痛
それも痛みの強さが
比べ物にならないほど
強かった
痛みは数日続き、
腕を動かす度に
走る痛み
部活でも支障が出るほどの
痛みが続き

(もしかして筋トレすると毎回この痛みがくるの?
こんなきついのにずっとやっていけるか…)
そんな考えが浮かび
変わりたいと決意した意思が
はやくも揺らぎそうになっていました
それから部活での疲れや筋肉痛の影響で
前回の筋トレから気がつけば1,2週間ほど
経過していました…
”負けたくない”気持ちが支えだった
筋肉痛が治りなんとか
気を取り直して筋トレを再開
前回と同様少しずつ
重くなる身体
そして前回と同じ回数で
終わってしまいました
前回できなかった回数が近づくと
無意識に限界を感じて
やめてしまう自分
その簡単に諦めてしまう自分に
徐々に憤りが湧き上がってきました
(なんで強くなるために筋トレ始めたのに、
こんな簡単に諦めるんだ…
これじゃいつまで経っても変われない)
キツくなると出てくる
弱音を吐く内の声に
従ってしまう自分
これまで散々周りに見下され
嫌がらせを受けても怖くて
抵抗できなかった
今は弱いから他人に
負けるのは仕方がない
でも自分に負けるのには
納得できなかった

自分にだけは負けたくない…
その無意識にでた心の声に
動かされるように
腕立て伏せの構えをとりました
過去の自分を超える為の1回
11…12回…
次第にキツくなり震える腕
”ここからが自分との勝負だ”
自分への憤りをぶつけるように
全力で床を押し返した
震えながらもなんとか1回
前回の記録を更新すると同時に
力が入らず崩れるように倒れる体
…めちゃくちゃきつかった
息はきれ、酸欠のためか
頭がぼーっとしていました

しかし前の自分を超えられた、
気持ちを強く持てた自分に自然と
清々しさと達成感を感じました
この時初めて筋トレに対して
楽しさを感じた瞬間だった気がします
身体に現れる僅かな変化
筋肉痛は酷いものの、
少しずつ体が慣れていき休息日が
6…5…4日…と徐々に減っていった
気がつけば腕立ても
ギリギリできてた
回数に余裕ができるようにも
なっていました
ほんのわずかな変化で
自分しかわからないものだったけど

“身体が変わり始めている”
その確かな結果が嬉しくて
たまらなかった
少しずつ楽しさが増していく頃
筋トレを始めて2ヶ月が
経過しようとしていました
身体と共に変わる気持ちの変化
筋トレを始めて3ヶ月ほど
経過した頃
いつものように家の鏡で
身体を見ていた時
気づいたことがあった
腕に筋肉の筋が出てくるように
なっていたのだ
僕はめちゃくちゃ嬉しかった
自分がやってきた努力が
やっと報われたように感じたからだ
記録が伸びる変化は
少しずつ感じていたが
見た目の変化はまだなく
ずっと待ち望んでいた結果だった
鏡で何度も確認した
筋トレで身体が変えられたのが
初めてだったからより
ニヤニヤしていた笑
気がつけばその日を境に
辛く感じていたトレーニングも
楽しさに変わっていました
しっかり積み重ねれば
結果がでる筋トレの魅力を
実感したのがこの時でした
少しずつ積み重なる自信

少しずつ発達していく腕と
徐々に増える腕立ての回数
筋トレを始めて
4ヶ月を超えた頃
僕は親に5kgのダンベルを
買ってもらい、前よりも
種目を増やしていました
そうするとさらに成長速度は
上がり、その分楽しさも
増えていく日々
最初挫折しかけた筋トレを
継続できている自分と
変化している体
周りが見えないところで
自主的にやった努力が
結果として出たことで
少しずつ自信がついていった
今考えると筋トレ方法も
食事管理も全然で、今なら
もっと成長させることが
できると思います
しかし当時の僕にとって
ほんの小さな変化がとても
大きな結果になっていた
とても遠回りをしているけど
僕なりに成長できていたと
振り返ってみて思います
終わりに
あれから10年
不器用ながらもいまだに
筋トレを続けています
いつの間にか記録も
腕立て50回
ベンチプレス120kg
上げられるまで
成長していました笑
また身体の変化とは別に
意外なところで恩恵がありました
それは

自信がついた事で行動力がついたこと
1人で海外旅行に行ったり
3年勤めた公務員を辞めて
上京したり…
昔の自分では考えられな
くらいに行動力がつきました
臆病で周りの目を気にしていた
自分では考えられない変化でした
僕は臆病で虐められても抵抗できず
筋トレ始めても腕立て12回しかできず
キツさから継続もできなかった
今は周りから身体すごいねと
言われることもありますが
始めた時は劣等感しか
自分にはなかった
そんな僕だからこそ
“筋トレを始めたての人”
“これから始めたいと思ってる人”
“挑戦して失敗した人”
に伝えたいことが
焦らずコツコツ続ければ
いつか自分の糧になる
ということ
努力をすれば必ず成功するとは限りません
しかしその努力は自分の内面を
必ず成長させてくれます
だからこそ焦らず一緒に
一歩踏み出してみませんか?
僕もまだ弱く、未熟な部分が多い
だからこそ筋トレを通して
現在も成長するため学んでいます
始めた頃の惨めだった気持ちを
ずっと忘れないことで
継続することができた
逆に言えばその弱い自分がいたから
やってこれたとも言えます
筋トレじゃなくてもいい
あなたも何かやりたいことがあれば
思い切ってやってみてほしい
もしかしたらその一歩が
未来の自分を変えるきっかけに
なるかもしれないから
どんな人が画面の向こう側に
いるかはわからない
それでも
あなたならきっとできる
と僕は信じています
※実際に筋トレで変わった身体についての記事はこちら
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