
「当たり前のことを
当たり前にする難しさ」
この言葉の意味を、
あなたは理解できますか?
今回は、僕が中学時代に
部活の顧問だったK先生から学んだ
「目的意識を持つ大切さ」
を紹介します
- 自信が持てない人
- 周りと比べてしまう人
- 結果を出したい人
そんな方に、ぜひ読んでほしい内容です
全生徒から怖がられていた部活顧問K先生

「お前ら真面目にせんか!」
その言葉一つで何百人もいる
生徒に緊張が走る
それほど怖がられていたのが、
僕の野球部の顧問・K先生でした
部活では特に厳しく、
叩かれることも日常茶飯事
ヤンチャな子達も静かになるほど、
学校の規律を守る象徴のような
存在だったK先生
僕もその規律の象徴に従う
生徒の1人でした
厳しさの裏にある信頼

そんなK先生は怖がられながらも、
多くの生徒から尊敬されていた
その理由が
“自分にも厳しかったこと”
当時、僕は
大人が嫌いでした
理由は
「自分はできていないのに、
子供には偉そうに説教する」
人が多かったから
しかし、K先生だけは違った
生徒に叱る分、
自ら真面目に仕事をこなす
朝7時ごろから始まる
野球部の朝練よりも早く来て、
毎日ランニングをし生徒を待つ
だからこそ、怖られながらも
先生や生徒から慕われていたK先生
人として、大人として
見本となるような先生でした
居眠りに悩んでいた中学時代

当時の僕は
「異常な眠気」
に悩んでいました
授業中はウトウトして
意識が朦朧とし、
内容がまったく頭に入らない
「少し寝た方がマシだ」と思い、
授業中でも眠るように
なっていました
当然のように先生に
怒られ続けました
しかし、睡眠時間を
増やしても改善せず、
どうすればいいのかわからないまま
日々が過ぎていったのです
僕の行動を変えたK先生の言葉

ある日、K先生に
呼び出されました時が
ありました
(絶対に居眠りの件だ…)
覚悟して行くと、
先生は僕にこう尋ねました

「いつも授業中寝てるって
聞いたけど、どうしてだ?」

「眠気がすごくて…
周りは普通に起きているので、
自分がおかしいのはわかっています」

「・・・・・・。」

「当たり前のことを当たり前にするのは、
意外と難しいんだよ。
挨拶やお礼、勉強もそう。
できて当然と思われることを、
ちゃんとできる大人は少ない。
だから普通にできないことに
落ち込まなくていい。
大事なのは
“目的を持ってやること”だ」
厳しい先生が、その時だけ
優しい表情をしていたのを
今でも覚えています
当たり前を続ける力と目的意識

この言葉をきっかけに、僕は
「できることを精一杯やろう」
と意識を変えました
すると不思議と
授業への集中力が増し、
成績も少しずつ
上がっていったのです
数年後、社会に出て
先生の言葉を改めて理解しました
「当たり前のことを
当たり前にできない大人は多い」
「目的意識があると
結果が変わる」
この2つは今の僕にとっても
大切な指針です
もしあなたが自信を持てず、
周りと比べて落ち込んでいるなら、
自分ができている“当たり前”に
目を向けてください
そして結果を出したいなら、
行動の目的を明確にしてください
小さな意識の変化が、
未来を変えるきっかけになるはずです
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